大塚小学校ひむかかるた大会_1日目

6月29日(金)、宮崎市立大塚小学校体育館で【3年生全員参加!ひむかかるた大会】が実施されました。
ひむかかるた協会役員でもある大塚小学校の佐多教諭が中心となって開催された本大会は、3学年(3クラス約100名)全員参加。という本家大会顔負けの規模。
当日は、お母さんお父さんも観覧可能であったため、選手たちはいつもと違う緊張感で試合に挑み、どのコートでも1枚の絵札をめぐる熱い戦いが繰り広げられました。

大人顔負けの集中力

大会が開催されたのは梅雨晴れ最中、金曜午後の体育館でした。
熱中症対策で扇風機など出してはいましたが、会場は梅雨独特の蒸し暑さと、ゲームの熱気が入り混じり、立っているだけで汗が吹き出る状況。
しかし、この大会のためチームごとに昼休みや放課後集まり、特訓を積み重ねてきた選手たちにとって、この暑さなんかお構いなし(笑)
汗が滲みながらも、札が読みあがるたび、コートから一斉に発せられる「ハイっ!」という掛け声。そして再び視線を絵札が置かれるマットに戻す。とても3年生とは思えない素晴らしい集中力でした。

姿勢も美しかったです。

審判はセルフジャッジ

また今回の大会は、自分たちの判断でゲームをまとめて欲しいという佐多教諭のアイデアを取り入れ、審判を設けないセルフジャッジ形式で進行されたのもとても興味深いものでした。”同時取り”という、審判でも難しい状況が発生しても、観覧している子ども達の意見を聞くなどして、選手同士に判断させる。コートによっては、白熱するあまり意見の折り合いがつかず、最終的に先生や我々協会スタッフに判断を仰ぐ場面もありはしましたが、それもごく一場面。ほとんどの判断を見事自分だちで処理し、スムーズに進行させていたのです。

得点票も子ども達がつけていました。

大会はまだまだ続く!

この日は、1・2回戦が実施され、見事勝ち上がったチームは来週・再来週と続く決勝トーナメントに進んでいきますが、「負けたチームにもまだまだ”表彰”のチャンスはある」と佐多教諭。実は表彰の種類を、優勝・2位・3位・4位以外にも、《フェアプレー賞》《グッドマナー賞》など勝敗に関わらないジャンルの賞や、クラスごとの勝敗数を競う《学級対抗賞》などを設けており、負けたチームも来週・再来週まで戦いは続くということなのです(子ども達と普段から接しているからこそのアイデア!協会として大変勉強になりました)。子ども達もそれを知っているのだろうか、今日負けたチームも「次は○組との戦いだから、負けないぞ!」とか「次は負けないように、昼休みに集まって練習する!」と全く下を向いておらず、次戦に向けすっかり頭を切り替えていたのが印象的でした。

栄冠のトロフィーはどの学級に!?

なお今後のスケジュールは
7月6日(金)5・6時間目に3回戦と準決勝。そして9日(月)5時間目に決勝戦が実施されます。
大塚小学校3年生の皆さん、最後まで諦めず頑張ってくださいね!そして今回の大会をお忙しい中、企画・運営してくださった佐多教諭をはじめとする大塚小学校3学年担当の先生方、お疲れ様でした。

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