ひむかかるたとは

ひむかかるたとは!?

ひむかかるたは宮崎の名所、歴史、偉人、産業、文化、伝承を綴ったかるたです。こういった地域の知識を扱ったかるたは、一般的には「郷土かるた」と呼ばれます。かるたは遊びですが、郷土かるたには、かるたに郷土に関する知識を文言として込めることで、遊びを通じて語彙を増やし、ふるさとへの愛着心を育てることができるという特長があります。
ひむかかるたは2007年4月に誕生しました。制作にあたっては読み札・絵札を県内の小学校・中学校の皆さんから募集するとともに、地元の文化、教育、メディア関係者の協力をいただきました。つまり、そのはじまりから宮崎のみなさんの塊がたっぷりと染み込まれたかるたなのです。

ひむかかるたの目的

皆さんは宮崎県についての「ことば」をどれだけ思いつきますか?地鶏、冷や汁、マンゴー・・・・・・その他は・・・・・・。案外、ことばが出てこないのではないでしょうか?そして、それはひょっとしてテレビやインターネットで東京や大阪の情報ばかりに目がいっているからかもしれません。ことばの数が少ないものに人間は関心を持たなくなってしまいます。そしてそれは、ふるさと宮崎への愛着や地元意識、誇りを失うことでもあります。
そこで、私たちひむかかるた協会は、宮崎の皆さん、とりわけ宮崎の未来を担う子どもたちが、ふるさとを大好きになってもらうためのお手伝いができないか考えました。そうして作られたのが、郷土”みやざき”の様々なことを綴ったかるた「ひむかかるた」です。教育や福祉などの様々な現場で利用してもらう。そして、かるたあそびを楽しむ中で、子どもうちから地域の文化や歴史を学び、ふるさとへの愛着を持ってもらう。そして、それが「おらが宮崎」のスピリットを私たちの心の中に刻んでいく。そんなサイクルを創っていくことを私たちは目指しています。