ひむかかるたシンポジウムについて

2月23日(木祝)に実施される【ひむかかるた未来FES!】の第2部【ひむかかるたシンポジウム】は午前中のひむかかるたオープン戦終了後、お昼を挟んで14:00から宮崎公立大学103講義室で実施いたします。内容は、教育の場でひむかかるたを取り入れている先生方の事例発表と、ひむかかるたの可能性について討論するパネルディスカッションの2本立てで構成しています。

普段教育の場で指導される先生方はもちろん、保護者にもぜひ知っていただきたい内容となっておりますので、お時間のある方は是非ご参加くださいませ。

※数量に限りがありますが、ご参加いただいた方にひむかかるた1個プレゼントいたします。

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第2部概要

郷土かるた「ひむかかるた」は2005年に宮崎公立大学地域研究センタープロジェクトの一つとして企画が立ち上がり、2007年にかるたが完成。2008年から毎年かるた大会を開催し、その後”ひむかかるた協会”としてその活動を継続してきました。ねらいは「かるた遊びを通じて「郷土の知識を身につけること」、そして「宮崎大好きっ子を輩出すること」にあります。こうした努力は実を結び、大会は今年度も開催、多くの教育施設が継続的にひむかかるたに取り組んでくれるようになりました。
さて、ひむかかるた協会としては、発足時当初からかるた普及以外にもう一つ重要な目標がありました。それは「かるたを活用した教育の可能性を追究する」というものでした。狭義では「かるたを使っていかに郷土教育を施すか」に焦点を当てていました。具体的には地域学習の効率的な学習素材としてひむかかるたを活用することに主眼を置いていました。
しかし、かるたの可能性はそれだけに留まりません。かるたは「遊びというメディア」、いいかえれば遊びながら学べるツールです。さらに踏み込んで考えれば「学習―遊び」という、われわれが対立する軸とみなしているステレオタイプ自体を解消する道具とも言えます。つまり「遊びは学びで、学びは遊び」。それゆえ、かるたの活用は地域教育のツールとしてのみでなく、様々な方向に活用が可能なものでもあります。すなわち、もっと広義の視点からかるたを捉えることができるはず。そこで今回のシンポジウムでは、かるたというメディアの教育ツールとしての多様な可能性について考えてみることにしました。
今回、報告いただく先生方は、こうした「かるた利用による教育の可能性」についてそれぞれ異なる方向からアプローチを実践しておられます。それらはいずれもこの二番目の目標の実践であるわけですが、驚いたことにそれぞれの先生方が全く異なったアプローチでこれに取り組んでおられます。そして、それぞれが実に創造性に富んでおられます。
小学校からは佐多修先生、山口孝治先生、幼稚園からは橋口隆子先生がそのユニークな活動を披露してくださいます。また、それ以外に今回は都合で出席が叶わなかった先生方のアプローチもあります(その一部は報告させていただきます)。出席の皆様方におきましては、発表者の先生方のお話に耳を傾けていただくと同時に、是非、議論の中にも加わっていただくことをお願いいたします。

プログラム

事例報告

■佐多 修(宮崎市立宮崎南小学校):「教室にひむかかるたを~つなぐ・ひろがる・ひびきあう~」
■山口 孝治(宮崎市立宮崎西小学校):「かるたがつなぐ、かるたとつなぐ」
■橋口 隆子(うちやまこども園):「遊びの中の学び~宮崎大好きっ子〜挑戦!勝負の楽しさって?」

パネルディスカッション

■内藤 泰夫(前宮崎県芸術文化教会会長、元宮崎公立大学理事長)
■白石 知子(宮崎国際大学教授)
■山森 達也(アーツカウンシルみやざき・プログラムディレクター)
■新井 克弥(関東学院大学教授)
■梅津 顕一郎(宮崎公立大学准教授)

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